~パーツで選ぶパソコンの選び方~ ストレージ(SSD、HDD)について
皆様こんにちは。スタッフの荒木です。
今回から新しいパーツの解説に入ります。
ご紹介するのはストレージ、部品名としてはSSDやHDDに当たります。
画像や動画を保存したり、OS(オペレーティングシステム、WindowsやmacOSなど)のインストール場所になります。
CPUと並んでパソコンの動作速度に関わる重要な部品です。
初回となる今回は、主要な部品であるSSDとHDDの概要を解説していきます。
・HDD(ハードディスク)
40年ほど前から現在まで活躍する部品です。アルミやガラスで作られた円盤を搭載していることから、(当時主流だったプラスチックのフロッピーと比較して)
ハードディスクと呼ばれています。しかしながら、現在では新しい部品であるSSDに処理速度で劣ることから、第一線からは退きつつありあます。
メリットとデメリットは以下の通りです。
+SSDに比べ安価
-SSDと比べると処理速度がかなり劣る
-作動音がうるさい
-消費電力が多め
・SSD(ソリッドステートドライブ)
近年台頭した新しい部品です。フラッシュメモリを活用した電気的な仕組みで読み書きを行います。
データ保存の用途ではHDDの方が優勢ですが、それ以外の用途であるOSやソフトのインストール先ではSSDがと主流なっています。
メリットとデメリットは以下の通りです。
+高速な読み書きでストレス無く作業ができる
+音を発するパーツが存在しないため静粛性に優れる
+トラブルのない限りはHDDより寿命が長い
-HDDに比べて発熱量が多い(特にNVMe)
-明確な寿命が存在する(書き込み限界)
次回はHDDについて少し詳しく解説する予定です。